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小説執筆のためのテキストエディター「MirrorShard」にAIチャット機能、v1.5.0が公開

クラウドAI「Gemini」とローカルAI「LM Studio」が選べる

「MirrorShard」v1.5.0

 日本語での小説執筆に特化したテキストエディター「MirrorShard」が11月10日(日本時間)、v1.5.0へアップデートされた。本バージョンでは、AIチャットウィンドウが実装。「Gemini」のAPIや「LM Studio」を介して、ポップアップウィンドウで生成AIと対話できるようになった。

 「MirrorShard」は、日本語での小説執筆に特化したクロスプラットフォーム対応のテキストエディター。没入感を重視したミニマルなデザインが特徴で、執筆に集中できる「禅」(ZEN)モードを備えるほか、お気に入りの壁紙を設定したり、バックグラウンドでヒーリングミュージックを流したり、メカニカルキーボードのようなタイプ音を演出できる。縦書きプレビュー機能も備える。

 「GitHub」でホストされているオープンソースプロジェクトで、ライセンスは「MIT」。リリースページより、Windows、Mac、Linux向けのバイナリを無償でダウンロードできる。

 AIチャットウィンドウは、ツールバーのボタンから開くことが可能。AIモデルは[高度な設定]画面で「Gemini」と「LM Studio」が選べる。「Gemini」(初期設定)を選んだ場合は、APIの取得と入力が必要。「LM Studio」の場合は、ローカルAIモデルをダウンロードし、サーバーをセットアップする必要がある。

AIチャットウィンドウは、ツールバーのボタンから開ける
AIモデルは[高度な設定]画面で「Gemini」と「LM Studio」が選べる

 編集部にて「LM Studio」とローカルAI「gpt-oss」の組み合わせで試したところ、AIチャットウィンドウで正常に対話することができた。

「LM Studio」とローカルAI「gpt-oss」の組み合わせで動作確認

ソフトウェア情報

「MirrorShard」
【著作権者】
DroicheadNua 氏
【対応OS】
Windows/Mac(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.5.0(25/11/10)