ニュース

「WinRAR 7.20」「RAR 7.20」がリリース ~“ソリッドな”書庫の部分削除が高速化

RAR形式に対応する定番の圧縮・解凍ソフト

「WinRAR 7.20」がリリース

 独win.rarは2月4日(現地時間)、「WinRAR 7.20」「RAR 7.20」を正式公開した。日本語版はまだ公開されていないが、まもなくリリースされるものと思われる。

 「WinRAR 7.20」では、“ソリッドな”RAR書庫ファイルの削除処理が高速化された。ソリッド書庫とは、サイズの小さい、類似したファイルを大量に圧縮する際の効率性を高めるため、すべてのファイルを1つの連続したデータストリームとして扱う特殊な圧縮方式。一部のファイルのみ解凍する際、他の部分の解析も要するため、通常の書庫ファイルを解凍するよりも時間がかかってしまうことがデメリットだったが、削除対象より後ろに非ゼロファイルがない場合に再圧縮をスキップしたり、削除対象より前の部分を再圧縮せずコピーするなどの工夫で、部分削除における無駄な処理が削減された。“セミソリッド”な場合も、影響するブロックのみを処理するように改善されている。

 そのほかにも、さまざまな改善が行われている。

  • コマンドラインスイッチの拡充
  • 書庫ファイルの時刻を手動指定するオプションの追加
  • レポート出力の改善。UTF-8出力形式とBOMの有無を選択できるように
  • 自己解凍形式(SFX)ファイルを検索する際、クラウドファイルを除外する設定。遅延を避けたい場合に有効
  • 検索結果をクリップボードにコピーするオプションの追加
  • 数百万規模のファイルを含むZIP書庫ファイルの扱いを高速化
  • TAR、およびTAR系の書庫ファイル形式で展開速度向上。HDD のようなシークが遅い環境でとくに効果を発揮

 「WinRAR」は、RAR形式に対応する定番のファイル圧縮・解凍ツール。64bit版のWindows 7以降に対応するシェアウェアで、価格は税込み5,104円。40日間の試用が可能だ。窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「WinRAR」英語版
【著作権者】
Alexander Roshal
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10/11
【ソフト種別】
シェアウェア 5,104円(税込み、40日間試用可能)
【バージョン】
7.20(26/02/04)