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「Google Chrome 150」がリリース ~UI刷新を段階展開、セキュリティ修正は実に382件
多数の開発者向け改善、セキュリティ基盤の強化なども
2026年7月1日 10:40
米Googleは6月30日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定(Stable)チャネルをアップデートした。Windows/Mac環境にはv150.0.7871.46/.47が、Linux環境にはv150.0.7871.46が順次展開される。
「Chrome 150」における目玉は、ユーザーインターフェイスの刷新だ。メインメニュー(ツールバー右端の縦3点アイコン)や[再読み込み]ボタンなどが角のとれた柔らかなデザインとなり、アニメーションが追加されるほか、コンテキストメニューが利用頻度の低い項目・重複項目の整理で簡素化される。設定、ダウンロード、ブックマークの各ページも、それにあわせて見直される。
ただし、この変更は段階的に展開される。「Chrome 150」へアップデートしてもすぐに目にできるとは限らない点には注意したい。
そのほかにも、AIアシスタント「Gemini in Chrome」が強化。自律的に複数ステップの操作を実行するエージェント「Gemini Spark」(日本未提供)が「Chrome」と接続できるようになる。
開発者向けには、CSSを中心に多くの機能拡充が行われた。おもなものは以下の通り。
- AccentColor/AccentColorText:OSのシステムアクセントカラーをCSSから取得。ネイティブアプリと揃えたデザインを手軽に実現
- text-fit:テキストを内包するボックスの幅にぴったり収まるようフォントサイズを自動調整
- Focusgroup:複合ウィジェットに矢印キーでのナビゲーションを宣言的に指定できる
- background-clip: border-area:「border-image」を使った回避策なしにグラデーションの枠線を作成できる
- image(<color>) 関数:単色画像を CSS だけで生成
- light-dark() 関数:画像に対応。ダーク/ライトモードに応じて自動切り替え
セキュリティ関連の修正は、382件。深刻度が4段階中最高の「Critical」(緊急)と評価された脆弱性も15件含まれており、できるだけ早いアップデートが望ましい。
また、セキュリティ・プライバシー面では、HTTPSではないサイトへ初めてアクセスする前に許可を求める「常に安全な接続を使用する」(Always use secure connections)設定が、「Safe Browsing」の「保護強化機能」(Enhanced Safe Browsing)を有効にしているユーザーで既定で有効化される。これは全ユーザーを対象とした既定化(「Chrome 154」で予定)に先立つ変更だ。加えて、TLS接続でも耐量子(ポスト量子)署名アルゴリズム・証明書「ML-DSA」のサポートが追加され、既定で有効になる。
デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、Windows 10/11に対応している。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすれば手動でアップデート可能。アップデートを完全に適用するには、「Google Chrome」の再起動が必要だ。





















