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iOS/Android版「Power Automate」アプリが廃止 ~8月31日でサポート終了

必要に応じて代替機能への移行検討を

「Power Automate」モバイルアプリの非推奨を告知するドキュメント

 iOS/Android向けのスタンドアロン版「Power Automate」モバイルアプリが、 2026年8月31日(米国時間)をもって非推奨 となった。以降は更新プログラムもサポートも提供されなくなる。アプリは「App Store」と「Google Play ストア」から削除される。

 「Power Automate」は、Microsoftが提供する業務自動化サービス。人間がマウスやキーボードで行っていたPCの定型操作を自動化したり(RPA)、「Microsoft 365」をはじめとするクラウドサービス(サードパーティーも含む)をいくつもつないで一連のフローを作成したりして、毎日行っている業務フローから手作業を減らすことができる。モバイルアプリは、フローの実行(キック)・監視や、承認の確認・対応などに利用されていた。

 しかし、同社によると「Power Automate」ユーザーのうちモバイルアプリを使っているのはごく一部に過ぎないという。「Power Automate」モバイルアプリの機能の多くは「Microsoft Teams」や「Power Automate」のWebポータル、「Power Apps」モバイルでカバーできるため、廃止されることになった。

 「Power Automate」モバイルアプリの非推奨化と廃止で影響が出るのは、以下の機能。

  • プッシュ通知が届かなくなる:[モバイル通知を送信する]アクションで送られるプッシュ通知を受信できなくなる。アクション自体はフローデザイナーに残るが、フローを更新しない限り通知の届け先がない状態になる
  • ホーム画面ウィジェットが使えなくなる:iOS/Androidのホーム画面からフローを実行するウィジェット(「フローの実行」)が機能しなくなる

 それ以外の機能は、影響を受けない。たとえば既存のクラウドフローは引き続き動作し、変更されたり無効化されたりすることはない。承認機能も「Teams」や「Outlook」のメッセージ、「Power Automate」ポータルから引き続き利用できる。同社は「Power Automate」モバイルアプリの代替手段として、以下を挙げている。

  • 承認(閲覧、対応、追跡):「Microsoft Teams」の承認アプリ
  • フローの表示と管理:「Power Automate」ポータル(モバイルブラウザーで動作する)
  • インスタントフロー・ボタンフローの実行:「Power Automate」ポータル、または「Power Apps」モバイルのアプリから実行
  • プッシュ通知の受信:フローの所有者に、「Teams」またはメールで通知するようフローを更新してもらう
  • フローのON/OFF、編集、削除:「Power Automate」ポータル

 スマートフォンのホーム画面からフローを実行するウィジェットには直接の代替策がないが、「Power App」をホーム画面にピン留めするなどの運用でカバーできるようだ。