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定番の音楽制作ツール「Reason」が無料化! 15種のデバイスを利用可能

DAWとしてだけでなく、VST3/AU/AAXインストゥルメント・エフェクトとしても利用可能

「Reason Free 」

 スウェーデンのReason Studiosは8月27日(現地時間)、音楽制作ツール「Reason」の無償版となる「Reason Free」の提供を開始したことを発表した。同社のシニアプロダクトマネージャーが公式ブログにて明らかにした。

 同社は設立当初より『音楽制作の民主化』を掲げており、高価なハードウェアを購入したりスタジオを借りたりすることなく、手持ちのコンピューターで手軽に音楽を作れる環境の提供を目指してきた。今回の「Reason Free」はその理念に基づき、同ソフトウェアの主要な機能をすべての人に無償で開放するものだという。

 「Reason Free」は、オーディオやMIDI信号、エフェクトやシンセサイザーのパラメータを変更するCV(コントロールボルテージ)信号を、仮想のケーブルでつないで音楽製作ができるツール。単体のDAW(デジタルオーディオワークステーション)として使用できるだけでなく、VST3、AU、AAXといった各種プラグイン形式にも対応しており、ユーザーが現在使用している他のDAW上で「Reason Rack Free」として読み込むことも可能だ。

 標準で収録されているのは厳選された15種類のデバイス。


    シンセサイザー
  • Europa Spectral Synthesizer:3つのオシレーターを備えたウェーブテーブルシンセサイザー
  • Monotone Bass Synthesizer:重低音のために設計されたモノフォニックベースシンセサイザー
  • Kong Drum Designer:16個のパッドと16個のドラムを搭載したドラムモジュール
  • ID-8 Songwriter’s Toolbox:144音色を搭載したGeneral MIDI対応の音源モジュール

    MIDIエフェクト
  • Scales & Chords Player:MIDI入力を指定したスケールに補正したり、簡単にコードを入力できるツール

    エフェクト
  • Scream 4 Sound Destruction Unit:スピーカーシミュレーターや3バンドEQを搭載したディストーション
  • The Echo:ビンテージテープとデジタルの両方を使えるディレイ
  • RV7000 Mk II Advanced Reverb:専門家がサンプリングした多彩な空間ライブラリを備えたリバーブ
  • Audiomatic Retro Transformer:テープやヴァイナルなどの質感を再現するレトロエフェクト
  • MClass Maximizer:ノイズや歪みを抑えつつ音圧を最大化できるマスタリングツール

    ユーティリティー
  • Pulsar Dual LFO:Reasonの他のインストゥルメントやエフェクトのパラメーターを2つのLFOで制御できるCV変調エフェクト
  • Spider Audio Merger & Splitter:オーディオ信号を分割・統合するツール
  • Spider CV Merger & Splitter:CV信号やゲート信号を分割・統合するツール
  • Combinator:インストゥルメントやエフェクトの複雑な組み合わせを1つのパッチとして保存できるツール
  • MIDI Out Device:MIDI信号を外部デバイスへ送信するツール

 DAWとして利用する場合はこれらのデバイスに加え、最大16トラックのオーディオおよびMIDIトラックを利用できる。

 さらに拡張性も備えており、同社の公式ショップを通じて「Rack Extensions」と呼ばれる追加機能(無料および有料)を導入できる。より多くの機能が必要な場合は、サブスクリプションサービスの「Reason+」への加入や、有償版ライセンスの購入によってアップグレードすることも可能となっている。

 「Reason Free」は、Windows/macOSに対応しており、利用にはReason Studiosのアカウント(無償)が必要。現在、同ソフトの公式ページからダウンロードできる。