NEWS(10/02/25 11:08)
フェンリル、Windows 7のタブプレビュー機能に対応した「Grani」v4.2を公開
アドレスバーも「Sleipnir」v2.9.2相当に改良された
フェンリル(株)は25日、「Sleipnir」をベースに上級者向けの機能を削減し、シンプルな操作性を実現したWebブラウザー「Grani」の最新版v4.2を公開した。最新版の主な変更点は、「Sleipnir」v2.9.2/2.9.3で追加された機能を取り込んだこと。
具体的には、Windows 7環境において複数のタブを表示している場合に、タスクバーから各タブのプレビューを表示できるようになった。タブのプレビューへマウスカーソルを重ねると「Grani」のタブも切り替わる仕組みで、右上の[×]ボタンを押してタブを閉じることもできる。
また、アドレスバーも「Sleipnir」v2.9.2相当となり、RSSを備えたWebページを表示した際にアドレスバー上のアイコンで通知できるようになったほか、“elegance”スキンを利用した際はSSL認証ページを表示した際にアドレスバーの背景が黄緑色に変化するようになった。さらに、URLのドメイン名以外の部分がグレーアウトするようになり、ドメイン名を認識しやすくなっている。
そのほか、Windows XP SP2以降に搭載されているバッファオーバーフロー対策技術“DEP”に対応し、“DEP”対応のハードウェアを利用している際の安全性が高まっている。
本ソフトは、Windows 2000/XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- フェンリル(株)
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 4.2(10/02/25)