NEWS(10/03/19 16:09)
動作の高速化など多くの改善が施された「Google 日本語入力」ベータ版v0.10.288.0
学習機能を改良し、使い込むと意図しない変換が行われがちになる現象を軽減
Google Inc.は19日、Web上のデータをもとに変換辞書を自動生成する日本語入力システム「Google 日本語入力」v0.10.288.0 ベータを公開した。最新版の主な変更点は、辞書データをメモリ上へ常に読み込んでおくことで、変換時の辞書読み込み速度を向上したこと。
また、学習機能のアルゴリズムを改良し、使い込むと意図しない変換が行われがちになる現象が軽減された。さらに、ユーザー辞書機能も動作速度が向上した上、MS-IMEのユーザー辞書を“辞書ツール”画面の[管理]メニュー-[Microsoft IME のユーザ辞書をインポート]項目から手軽にインポートできるようになったほか、ATOKなどのユーザー辞書もファイルを指定することでインポート可能になった。
そのほか、ローマ字を入力した際にひらがなへ変換する規則を変更できる機能や、“いま”を変換すると現在時刻へ変換する機能なども追加された。また、直接入力時に意図せず“かなロック”状態になってしまう不具合も修正されている。
本ソフトは、Windows XP/Vista/7および64bit版のVista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/Vista x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.10.288.0 ベータ(10/03/19)