NEWS(10/10/13 10:46)
DLLハイジャックの脆弱性を解消した圧縮・解凍ソフト「ALZip」v8.12
動作速度の向上や不具合修正も
ESTsoft Japan(株)は12日、多数の圧縮形式に対応するエクスプローラ風の圧縮・解凍ソフト「ALZip」の最新版となるv8.12を公開した。最新版の主な変更点は、DLLハイジャックの脆弱性を解消したこと。
本脆弱性は、外部DLLを読み込む際にその検索パスの指定が不正確であるため、不正な細工を施されたDLLファイルを読み込んでしまう恐れがあるというもの。最悪の場合、ソフトを実行している権限で、任意のコードを実行される可能性がある。利用中のユーザーは、なるべく早急にアップデートしよう。
そのほか、本バージョンでは動作速度の向上や、エクスプローラの右クリックメニューへ本ソフトの各種機能へアクセスする項目をコンパクトに階層表示する“メニュー段階式配列”機能が正常に動作していなかった不具合の修正が施されている。
本ソフトは、Windows NT/2000/XP/Vista/7および64bit版のXP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- ESTsoft Japan(株)
- 【対応OS】
- Windows NT/2000/XP/Vista/7/XP x64/Vista x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 8.12.0.2(10/10/12)