NEWS(10/10/18 15:40)
「TeraPad」の最新版v1.00が公開、外部DLLの読み込みに関する脆弱性を修正
連続置換作業の際に描画をスキップすることで処理速度を向上
フリーの定番テキストエディター「TeraPad」の最新版v1.00が、18日に公開された。2年ぶりのバージョンアップとなる今回の主な変更点は、外部DLLの読み込みに関する脆弱性を修正したこと。
本脆弱性は、外部DLLを読み込む際の検索パスの指定が不正確なため、細工を施されたDLLファイルが意図せずに読み込まれてしまう恐れがあるというもの。最悪の場合、ソフトを実行している権限で、任意のコードを実行される可能性があった。
また、連続して置換作業を行う際に、描画をスキップすることで処理速度が向上した。オプション画面の[その他]タブにある“連続置換中に画面描画を抑止しない”という設定をONにすることで、以前のバージョンと同じ動作へ戻すことも可能だ。
そのほか、一部の64bit版Windows7環境でステータスバーの描画が正常に行われていない現象や、半角数字に続く半角英字の文字列が単語として認識されない不具合などが修正されている。
本ソフトは、Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜からダウンロードできる。
- 【著作権者】
- 寺尾 進 氏
- 【対応OS】
- Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.00(10/10/18)