NEWS(10/12/01 15:20)
“HSPプログラムコンテスト2010”の審査結果が発表
3D RPG「Flower tales 儚き勇者と夜の爪痕」が総合最優秀を受賞
HSPプログラムコンテスト2010 実行委員会は1日、毎年恒例となった“HSPプログラムコンテスト2010”の審査結果を発表した。スクリプト記述でGUIプログラムを作成できるフリーのプログラミング言語「Hot Soup Processor」(以下、「HSP」)で作成したプログラムのコンテストで、8回目となる今年は250以上の応募作品のなかから、74作品が入賞作品として選ばれた。
応募作品全体のなかで最も優秀な作品に贈られる“総合最優秀・ツェナワークス賞”には、Arue氏作の「Flower tales 儚き勇者と夜の爪痕」が選ばれた。同作品は、花の精霊界を救うために人間界へと旅立った精霊の物語を描く3D RPG。美しいグラフィックと戦略性の高い戦闘が特長だ。
また、「HSP」の機能をすべて活用できる“一般作品部門”の優秀賞には、魔女オイラ氏作の3DアクションRPG「プラネットキラーライオンマン編」が、「HSPTVブラウザ」上で動作させるといった制限がある“HSPTVプログラム部門”の優秀賞には、mono氏作のアクションゲーム「frame」が選ばれた。
そのほか、“(株)Impress Watch・窓の杜賞”には「ClickSnap」、「Cogni + インスタレーション美術館」、「激乱戦!(HSPコンテストVer)」が選出された。また、小学生の作者が対象となる“最優秀小学生賞”については優秀な作品が多かったため、一次予選を通過したすべての作品が入賞となった。
なお、これらの受賞作品を含む応募作品はすべて無料で公開されており、“HSPプログラムコンテスト2010”の公式サイトからダウンロードできる。気になる作品を見つけたら、実際にプレイしてみよう。