NEWS(10/12/20 11:14)
さまざまな面で機能が強化された多機能で軽量な画像ビューワー「IrfanView」v4.28
キー操作で選択範囲を変更できるようになるなどの機能強化が多数
レタッチ機能や動画再生機能を備えるなど多機能でありながら軽量な画像ビューワー「IrfanView」の最新版v4.28が、16日に公開された。最新版の主な変更点は、キー操作で選択範囲を変更できるようになったこと。
具体的には、カーソルキーで選択範囲を移動したり、[Alt]キー+カーソルキーで選択範囲の縦または横幅を拡大・縮小できるようになった。また、[Ctrl]キー+カーソルキーで選択範囲の縦横比を保ったまま範囲の拡大・縮小が可能。
さらに、[Image]メニューの[Show Channel]サブメニューから、画像をRGBチャンネルごとの表示へ切り替えられるようになった。RGBチャンネルごとの画像表示は標準でグレースケールとして表示されるが、設定ダイアログの“Browsing / Editing”画面にある“Show channels in color”チェックボックスをONにすることで、そのチャンネルの色で表示することが可能になる。
加えて、[Shift]+左クリックでクリックした場所の色を取得し、16進数のカラーコードをクリップボードにコピーできるようになった。また、画像をPNG形式で保存する際に透明度の情報をアルファチャンネルとして保存できるようになったほか、ICCプロファイルを使った色管理が可能になった。
そのほか、TIFF/JPM形式などのマルチページ画像を読み込んだ際に、[F10]キーなどで含まれる画像のサムネイルを一覧表示できるようになった。また、[View]メニューの[Display options (window mode)]サブメニューに、ウィンドウの高さまたは幅に画像を合わせる[Fit to window height]項目と[Fit to window width]項目が追加されている。
本ソフトは、Windows 95/98/Me/NT/2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7に対応する非商用利用時は寄付歓迎のフリーソフトで、商用利用時は12米ドルなどのライセンスを購入する必要がある。現在、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- Irfan Skiljan 氏
- 【対応OS】
- Windows 95/98/Me/NT/2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(非商用のみ、寄付歓迎、商用利用時は12米ドルなど)
- 【バージョン】
- 4.28(10/12/16)