NEWS(11/01/12 17:13)
Microsoft、IE6/7/8のCSS脆弱性を修正する“Fix it”を公開
12月14日にJPCERT/CCが公表した脆弱性の対策を簡単に行える
Microsoft Corporationは、12月14日に一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)によって公表された、「Internet Explorer」のCSS処理に関わる脆弱性を修正できるツール「Microsoft Fix it 50591」を公開した。現在、同脆弱性のセキュリティアドバイザリページからダウンロードできる。
同脆弱性は、IE6/7/8でCSSを処理する際に初期化されていないメモリが作成されてしまうというもので、細工されたWebページを閲覧しただけでリモートから任意のコードが実行されてしまう恐れがある。同社では12月24日付けのセキュリティアドバイザリで対策法を公表していたが、“Fix it”を使えばインストーラーをダウンロードしてウィザードに従いイントールするだけで、簡単に対策を施すことが可能。