NEWS（11/02/10　12:06）

　（株）ジャストシステムは10日、定番ワープロソフト“一太郎”シリーズの最新版となる「一太郎2011 創」を発売するとともに、その体験版を公開した。Windows XP/Vista/7および同64bit版に対応しており、体験版は現在、本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。なお、体験版は30日間無償で試用可能だが、2012年4月1日以降は利用できなくなる。

　「一太郎2011 創」では、“オリジナルタイプ”と呼ばれる新しい画面デザインが追加された。“オリジナルタイプ”では、画面全体を机に見立てて木目調の落ち着いた背景画像を採用するほか、ツールバー・ジャンプパレット・ツールパレットといったコンポーネントではよく使う機能が大きなアイコンで表示されており、指によるタッチ操作も視野に入れたデザインになっている。また、同梱の「一太郎2011画面タイプ切替ツール」を利用して「一太郎2010」と同じ画面デザインへ切り替えることも可能。

　そのほか、Webサービスや外部機器と連携できるプラグインシステム“ソプラ”を搭載。“ソプラ”は単体でも起動可能で、執筆時現在、Twitterとの連携機能や電子辞書機能、携帯型デジタルメモ端末“ポメラ”との連携機能などが利用できる。同社によると、今後“Flickr”や“Evernote”への対応が予定されている。

　なお、製品版の価格はダウンロード販売が希望小売価格16,800円（税込み）など。さらに、ドローソフト「花子 2011」、メールソフト「Shuriken 2011」、テキストを自然な音声で読み上げることのできるソフト「詠太」、新しいフォント“新ゴ・リュウミン”、国語辞典や英和・和英辞典などを同梱する上位版「一太郎2011 創 プレミアム」（パッケージ販売のみ　希望小売価格26,250円（税込み））なども用意されている。