NEWS（11/02/18　15:09）

　Mozilla Labsは17日、気に入ったWebページをTwitter/Facebook/Gmailを使って簡単に共有できる「Firefox」用の拡張機能「F1 by Mozilla Labs」の最新版v0.7.5を公開した。最新版の主な変更点は、これまでのツールバー状のユーザーインターフェイスを一新して、ボタンからポップアップするフキダシ状のユーザーインターフェイスに変更されたこと。なお、本バージョンから「Firefox」v3.6が非対応になり、「Firefox 4」Beta以降に対応する拡張機能となっている。

　また、TwitterのダイレクトメッセージやFacebookの“グループ”を使ってWebページを共有できるようになった。一度に複数のユーザーやグループへダイレクトメッセージを送ったり、投稿を行うことも可能で、送信先の指定はTwitterのユーザー名やグループ名を入力して行う仕組み。また、ユーザー名やグループ名の入力補完機能も備える。

　さらに、Gmailを使ってWebページを共有する際にはWebページのサムネイル画像をメールに添付できるようになった。サムネイル画像は表示サイズが90×70ピクセルと小さいためページの内容を把握できるわけではないが、Webページの雰囲気を伝えられるだろう。

　そのほか、ビジネス向けSNS“LinkedIn”を使ったWebページ共有機能も追加された。

　「F1 by Mozilla Labs」は、「Firefox」v4.0 Beta以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vista上の「Firefox」v4.0b11で動作確認した。現在、本拡張機能の公式サイトからダウンロードできる。