NEWS(11/07/19 14:32)
計2件の“Highly critical”な脆弱性を修正した「VLC media player」v1.1.11
GUIや各種デコーダーの不具合修正も
仏VideoLAN Projectは15日(現地時間)、オープンソースのメディアプレイヤー「VLC media player」の最新版v1.1.11を公開した。Windows 2000/XP/Vista/7に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在同プロジェクトのWebサイトからダウンロードできる。
本バージョンでは、RM(ReamMedia)形式のファイルを処理する際に整数オーバーフローが発生する脆弱性と、AVI形式のファイルを処理する際に整数アンダーフローが発生する脆弱性が修正された。これらの脆弱性はヒープペースのバッファオーバーフローを引き起こす恐れがあり、デンマークのセキュリティベンダーSecuniaでは脆弱性の深刻度を5段階中2番目に高い“Highly critical”と分類している。なるべく早急なアップデートが必要だ。
そのほか、「Firefox」用のプラグインにおける全画面表示の改善や、GUIや各種デコーダーの不具合修正なども施されている。
- 【著作権者】
- the VideoLAN Team
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 1.1.11(11/07/15)