NEWS(11/09/07 11:11)

アイコン作成ソフト「IcoFX」v2.0が公開、59米ドルのシェアウェアに

ブラシの作成やレイヤーに対応、CUR/ANI形式のカーソルを作成可能に

「IcoFX」v2.0「IcoFX」v2.0

 アイコン作成ソフト「IcoFX」のメジャーバージョンアップ版となるv2.0が、5日に公開された。本ソフトは、前バージョンのv1.6.4まで寄付歓迎のフリーソフトとして公開されていたが、今回公開されたv2からは59米ドルのシェアウェアとなった。最大で15回起動させるまで試用でき、その後はファイルの保存機能が無効化される。

 シェアウェア化に伴い、かなりの機能強化が図られている。v1系ではドット絵エディターのような操作性でアイコンを作成していたのに対し、v2では本格的なペイントソフトの操作性でアイコンを作成できるようになった。具体的にはレイヤーに対応したほか、多彩なブラシを使い分けながら絵を描けるようになっている。

 ブラシは標準で円形や四角形、点描のほか、草や葉、鳥などをイメージした全15種類が用意されている。さらに、サイズや幅、高さなど多数のパラメーターをスライダーで調節することで、自分好みのブラシを新規に作成可能。

 また、レイヤーに対応したことに伴い、レイヤー情報を保持したままファイルを保存できる独自形式のIFX形式がサポートされた。さらに、ICO形式のアイコンだけでなく、CUR/ANI形式のカーソルを作成することも可能となっている。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応する59米ドルのシェアウェアで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

【著作権者】
IcoFX Software
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
シェアウェア 59米ドル
【バージョン】
2.0(11/09/05)

(加藤 達也)