NEWS(12/02/14 17:53)

レンダリングエンジンを旧版に戻して動作の安定を図った「Janetter」v3.2.1.0

今後重要なアップデートの際にはベータ版を公開するとのこと

「Janetter」v3.2.1.0「Janetter」v3.2.1.0

 (株)ジェーンは14日、多機能Twitterクライアント「Janetter」の最新版v3.2.1.0を公開した。執筆時現在、Mac OS X向けの最新版は公開されておらず、“Mac App Store”の審査が通り次第公開されるとのこと。

 10日に公開された「Janetter」v3.2.0.0では、「Janetter」のレンダリングに用いている「Chromium」のリビジョンが更新されていた。これにより、一部の環境でツイートができなくなるなど、「Janetter」の動作が不安定になる問題が発生していた。今回公開された「Janetter」v3.2.1.0では、「Chromium」のリビジョンを「Janetter」の旧バージョンで用いていたものに戻し、動作の安定が図られている。

 同社の公式ブログによると、今後はレンダリングエンジンの更新など、重要なアップデートを行う際には、事前にベータ版を公開し、ユーザーにデバッグの協力を募るようにするとのこと。

 そのほか、パソコンをサスペンドから復帰させた際にタイムラインが正常に表示されないことがある不具合や、最近使用したハッシュタグが一覧の上部に表示されなくなっていた不具合などが修正されている。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

【著作権者】
(株)ジェーン
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.2.1.0(12/02/14)

(加藤 達也)