NEWS(12/08/06 15:42)

無償オフィスソフト「LibreOffice」の旧バージョンに脆弱性、v3.5.5で修正済み

脆弱性の深刻度は5段階中2番目に高い“Highly critical”

 オープンソースのオフィス統合環境「LibreOffice」の旧バージョンに脆弱性が存在していたことが本ソフトの公式サイトでアナウンスされた。脆弱性の影響を受けるのは現行のv3.5.5より前のバージョンで、v3.5.5および現在RC版が公開されているv3.6.0ですでに修正済み。

 XMLマニュフェストファイルの処理にバッファオーバーフローの脆弱性が存在するという内容で、セキュリティベンダーSecunia ApSでは本脆弱性の深刻度を5段階中2番目に高い“Highly critical”と判定している。ユーザーはすみやかにバージョンを確認し、必要に応じて更新を行おう。

(加藤 達也)