NEWS(12/09/03 14:32)
Mozilla、「Firefox 16」のベータ版を公開
“Mozilla Marketplace”で購入可能な“Web アプリ”へ対応
Mozillaは8月30日、「Firefox」の次期バージョン「Firefox 16」のベータ版を公開した。Windows XP/Server 2003/Vista/7および64bit版のVista/7に対応するフリーソフトで、Mac OS X/Linux版も用意されている。現在、Mozillaのプレビュー版公開ページからダウンロード可能。
本ベータ版では、“Web アプリ”への対応が予定されている。“Web アプリ”はHTML5、JavaScript、CSSといったオープンなWeb標準技術を基盤としており、端末やOSに依存せず動作可能で、現在一部開発者向けに限定公開されている“Mozilla Marketplace”で購入できるようになるとのこと。
そのほか、「Firefox 15」での採用が見送られた“インクリメンタルガーベジコレクション(Incremental GC)”がJavaScriptエンジンに搭載される。従来よりもメモリの開放に伴う停止時間が短縮されるため、プログラムの応答性改善が期待できる。
さらに、Web開発に便利な“開発者ツールバー”を新たに搭載。“開発者ツールバー”はコマンドラインインターフェイスと「Firefox」が備えるさまざまな開発ツールへすばやくアクセスするためのボタンを備えており、[Shift]+[F2]キーで簡単に呼び出せる。
また、Android版「Firefox 16」のベータ版も公開されている。Android版では、Webページの本文を読みやすくする“リーダーモード”や、“Firefox Sync”を通じてタブをほかのデスクトップやモバイル端末に送信できる[共有]メニューが追加されている。
「Firefox」Windows向けベータ版
- 【著作権者】
- contributors to the Mozilla Project
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/7/Vista x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 16.0b1(12/08/30)