NEWS(12/09/03 14:40)

Mozilla、“サイレントアップデート”対応の「Thunderbird 16」のベータ版を公開

“Filelink”機能が“Box”に対応

「Thunderbird 16」ベータ版「Thunderbird 16」ベータ版

 Mozillaは8月30日、メールソフト「Thunderbird」の次期バージョンとなる「Thunderbird 16」のベータ版を公開した。本バージョンでの主な変更点は、“サイレントアップデート”に対応したこと。

 “サイレントアップデート”は、「Firefox」v15ですでに導入されているもので、バックグラウンドで「Thunderbird」を自動更新できる。また、これまでアップデート時に表示されていたUACの警告ダイアログを回避可能。これにより、ユーザーがアップデートを意識しなくても最新版のソフトを使い続けられるようになった。

“Filelink”機能が“Box”に対応“Filelink”機能が“Box”に対応

 さらに、ファイルサイズの大きなファイルをメールへ添付する際に、オンラインストレージサービスを利用できる“Filelink”機能が、“Box”に対応した。そのほか、パフォーマンスが向上し、多くの不具合修正も施されている。

 本ソフトは、Windowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 7で動作確認した。現在、MozillaのWebサイトからダウンロードできる。

【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windowsなど(編集部にてWindows 7 x64で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
16 ベータ版(12/08/30)

(長谷川 正太郎)