NEWS(12/10/03 10:27)
Opera、Windows 8や“SPDY”に対応した「Opera」v12.10のベータ版を公開
「Opera」用の拡張機能で利用できるAPIも強化
ノルウェーのOpera Software ASAは2日(現地時間)、Webブラウザー「Opera」のベータ版にあたる「Opera Next」の最新版v12.10 betaを公開した。最新版の主な変更点は、Windows 8に対応し、タッチ操作によるスクロールやズームイン・アウトが可能になったこと。なお、タッチ操作はWindows 7上でも動作する。
また、HTTPに替わってWebコンテンツをより高速で転送できるGoogle提唱の新しいネットワークプロトコル“SPDY”にも対応している。
さらに、「Opera」用の拡張機能で利用できるAPIも強化された。たとえば、拡張機能からコンテキストメニューを操作できる“Context Menu API”や、拡張機能のパッケージ内にあるファイルを読み込める“Resource Loader API”、スクリーンショットを撮影する“Screenshots API”などが追加された。
加えて、Webブラウザーとサーバーの双方向通信を実現する“WebSocket”技術がデフォルトでONになったほか、“Fullscreen API”“Page Visibility API”に対応するなどWeb標準との互換性も向上している。
「Opera Next」は、64bit版を含むWindowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 7で動作確認した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- Opera Software ASA
- 【対応OS】
- Windowsなど(編集部にてWindows 7 x64で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 12.10 beta(12/10/02)