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「FFmpeg」がメジャーバージョンアップ、最新安定版v1.1が公開
フリーのオーディオフォーマット“Opus”へのエンコードなどをはじめとする機能強化
(2013/1/8 15:25)
「FFmpeg」の最新安定版v1.1(コードネーム:Fire Flower)が、6日に公開された。昨年9月に公開されたv1.0以来のメジャーバージョンアップとなる。
「FFmpeg」は、音声・動画ファイルのフォーマットを変換するコマンドラインツール「ffmpeg」、ストリーミングサーバー「FFserver」、メディアプレイヤー「ffplay」、メディアファイルの解析ツール「ffprobe」および各種ライブラリからなるマルチメディアフレームワーク。オープンソースで開発されており、LGPLまたはGPLにもとづきライセンスされている。
v1.1では、“libopus”ライブラリを利用した“Opus”(フリーのオーディオフォーマット)のエンコードに対応したほか、「FFserver」で利用されるフォーマット“FFM(FFserver live feed)”を拡張し、バージョンごとの互換性を向上させた“FFM2”をサポート。そのほかにも、字幕フィルターの強化やマルチスレッドによるH.264の解像度・ピクセルフォーマットの変更といったさまざまな機能改善が施されている。
「FFmpeg」のソースコードは、現在、公式サイト“ffmpeg.org”からダウンロード可能。Windows向けのバイナリは“Zeranoe FFmpeg”からダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「FFmpeg」
- 【著作権者】
- ffmpeg.org
- 【対応OS】
- -
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 1.1(13/01/06)