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CRI、多くの商用ゲームに採用されているサウンド開発ツール集の無償版「CRI ADX2 LE」
ゲームのBGMや効果音などを制作し、ゲームに組み込める
(2013/2/14 13:49)
商用ゲーム向けの音声・映像開発ツールを数多く手がける(株)CRI・ミドルウェアは14日、多くの商用ゲームにも採用されているサウンド開発ツール集「CRI ADX2」の無償版「CRI ADX2 LE」を、インディーズゲーム開発者向けに公開した。Windows XP/Vista/7に対応しており、動作には.NET Framework 3.5 SP1とDirectXのエンドユーザーランタイム (June 2010) 以降が必要。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。
「CRI ADX2 LE」は、ゲームのBGMや効果音などを制作し、ゲームに組み込むためのツール集。素材の管理やマルチトラックによるミキシング、マスタリングからゲーム開発エンジン「Unity Pro」と連携してのゲームへの組み込みまでを行える。
ゲーム内では、高圧縮・高音質・低負荷な独自のサウンドコーデックを利用できるほか、ゲームの状況に応じて変化するBGMや効果音のランダム再生機能といった高度な演出を利用可能。制作したサウンドはWindowsをはじめとするPCのほか、iOS/Androidのスマートフォン向けのゲームに組み込むことが可能。
そのほか、制作した音声をWAVE形式でエクスポートし、「Unity Pro」以外でのゲーム制作やゲーム以外の用途に利用することも可能。
なお、本ソフトはダウンロードから1カ月間はそのまま利用できるが、それ以上利用する場合は無償の長期ライセンスを取得する必要がある。長期ライセンスは1年間有効で、同社のWebサイトから取得可能。
また、前年の年商が1,000万円を超える企業・団体が本ソフトで開発したコンテンツを配信する場合や、パブリッシャーまたはエージェントを介して開発したコンテンツを配信する場合、開発したコンテンツの累計売上額が1,000万円を超えた場合は、ライセンス料の支払いが必要となることがあるという。
ソフトウェア情報
- 「CRI ADX2 LE」
- 【著作権者】
- (株)CRI・ミドルウェア
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.30.00(13/02/14)