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Google、「Google Chrome」で直接Office文書を開く「Chrome Office Viewer」のβ版

サンドボックス内でOffice文書を開くことでより安全にファイルを閲覧できる

「Chrome Office Viewer」ベータ版v2.8.7.25

 米Google Inc.は25日(現地時間)、「Google Chrome」でOffice文書を直接開ける拡張機能「Chrome Office Viewer」のベータ版v2.8.7.25を公開した。「Google Chrome」のベータ版に対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版Windows 7上の「Google Chrome」v27.0.1453.65 betaで動作確認した。現在、ライブラリサイト“Chrome ウェブストア”からダウンロードできる。

 「Chrome Office Viewer」は、DOC/DOCX/XLS/XLSX/PPT/PPTX形式の文書ファイルを「Google Chrome」で直接開いて閲覧できるようにする拡張機能。これまで“Chromebook”向けに公開されていたが、今回Windows/Mac OS向け「Google Chrome」でも利用できるようになった。Office文書を介して感染するマルウェアに対抗するため、サンドボックス内でOffice文書を開くことでより安全にファイルを閲覧できるのが特長。

 Webページ上にあるOffice文書へのリンクをクリックした際に、「Google Chrome」内でOffice文書を開けるほか、ローカルのOffice文書をドラッグ&ドロップなどで開いて閲覧することもできる。本拡張機能でOffice文書を開いた際は、ウィンドウ右下へマウスカーソルを移動するとボタンが現れ、印刷や保存、拡大・縮小といった操作を行える。

ソフトウェア情報

「Chrome Office Viewer」
【著作権者】
extensions@chromium.org
【対応OS】
(編集部にてWindows 7 x64で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.8.7.25(13/04/25)

(長谷川 正太郎)