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「RealPlayer」に2件の脆弱性、修正が施されたv16.0.3.51が公開

脆弱性の深刻度は“Highly critical”

「RealPlayer」v16.0.3.51

 米RealNetworks, Inc.は22日、メディアプレイヤー「RealPlayer」の最新版v16.0.3.51を公開した。本バージョンでは2件の脆弱性が修正されている。

 デンマークのセキュリティベンダーSecunia ApSのセキュリティアドバイザリ(SA54621)によると、「RealPlayer」v16.0.2.32以前のバージョンにはファイル名の扱いに不具合があり、スタックベースのバッファオーバーフローが発生する脆弱性(CVE-2013-4973)と、“RealMedia”ファイルを解析する際のエラーによりメモリ破壊が引き起こされる脆弱性(CVE-2013-4974)が存在する。これらの脆弱性の深刻度は、同社基準で5段階中上から2番目の“Highly critical”で、今回公開されたv16.0.3.51では修正済み。

 「RealPlayer」はWindows XP/Vista/7/8および同64bit版に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「RealPlayer」
【著作権者】
RealNetworks, Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8および同64bit版
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
16.0.3.51(13/08/22)

(柳 英俊)