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「Microsoft Edge 144」が公開、WebGLの処理を刷新し、GPU無しでの性能が向上、「Copilot」アイコンも隠せるように
v144.0.3719.82が安定チャネルでリリース。脆弱性の修正も多数
2026年1月19日 13:05
米Microsoftは1月16日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v144.0.3719.82を安定(Stable)チャネルでリリースした。今年初めてのメジャーアップデートとなる。
「Edge 144」ではWebGLソフトウェアバックエンドが新しくなり、GPUを搭載していないWindowsデバイスで「Windows Advanced Rasterization Platform」(WARP)ラスタライザーが用いられるようになった(既定有効)。「WARP」は「DirectX」コンポーネントの一つで、同一コードでCPU/GPUの両方に対応する。SSE2最適化など、CPU向けの高度な最適化が実装されているので、GPUが使えない環境でもパフォーマンスが出るようだ。
なお、非Windowsプラットフォームでは、今後「WebGL」の利用にGPUが必須となる。また、WindowsのGPU非搭載環境でこれまで用いられていた「SwiftShader」は、サポート外になるとのこと。まだ必要な場合は機能が完全に削除されるまで「EnableUnsafeSwiftShader」ポリシーで有効化できるが、セキュリティは保証されなくなる。
そのほかにも、画面右上の「Copilot」アイコンを非表示にするオプションが設定画面に導入される。設定画面へのアクセスは、「Copilot」アイコンの右クリックメニューを利用するのが簡単だ。
また、省電力機能「効率モード」は「省電力」に改称される。一方で、PCゲーム用の効率モードは利点をより明確にするため、「PC ゲームブースト」という名前になる。
脆弱性の修正は、全11件。うち10件はベースとなっている「Chromium」由来のものだ。「Google Chrome」でも先日のアップデートで修正済み。
- CVE-2026-0899:Out of bounds memory access in V8(High)
- CVE-2026-0900:Inappropriate implementation in V8(High)
- CVE-2026-0901:Inappropriate implementation in Blink(High)
- CVE-2026-0902:Inappropriate implementation in V8(Medium)
- CVE-2026-0903:Insufficient validation of untrusted input in Downloads(Medium)
- CVE-2026-0904:Incorrect security UI in Digital Credentials(Medium)
- CVE-2026-0905:Insufficient policy enforcement in Network(Medium)
- CVE-2026-0906:Incorrect security UI(Low)
- CVE-2026-0907:Incorrect security UI in Split View(Low)
- CVE-2026-0908:Use after free in ANGLE(Low)
残りの1件は「Edge」固有の問題となっている。
- CVE-2026-21223:Microsoft Edge (Chrome ベース) のセキュリティ機能のバイパスの脆弱性(Important)
デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロードできる。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合、待っていれば自動で更新されるが、手動での更新も可能。画面右上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。



















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