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令和8年初の「Windows 11」プレビュー版、Dev→Betaへのチャネル移動は最後のチャンス

「ナレーター」が「Copilot」で画像を詳細に説明、XDRへのアプリ対応も容易に

Microsoft、「Windows 11 Insider Preview」Build 26220.7535(KB5072046)をDev/Betaチャネルでリリース

 米Microsoftは1月9日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview」Build 26220.7535(KB5072046)をDev/Betaチャネルでリリースした。今年最初のリリースとなる本ビルドには、「ナレーター」の強化や「Windows スポットライト」の改善が含まれている。

「ナレーター」が「Copilot」で画像を詳細に説明

 OS同梱のアクセシビリティ機能「ナレーター」でスクリーンやコンテンツを読み上げる際、画像やチャート、グラフなどがあると、その内容を「Copilot」が詳しく説明してくれるようになった。これはユーザーが望んだときだけに実行され、勝手に行われることはない。追加の説明が必要な場合は、「Ask Copilot」機能でさらに質問することもできる。

「ナレーター」が「Copilot」で画像を詳細に説明。追加の説明が必要な場合は、「Ask Copilot」機能でさらに質問できる

 この機能はAIチップ「NPU」を搭載した「Copilot+ PC」デバイスでは昨年からテスト提供されていたが、本リリースからは「Copilot+ PC」の仕様を満たしていないデバイスでも利用可能になる。

 ただし、欧州経済領域(EEA)では利用できない。

管理デバイスで「Microsoft Copilot」アプリをアンインストール

 職場や学校のアカウントで管理されているデバイスで、「Microsoft Copilot」アプリをアンインストールするグループポリシーが追加された。

 基本的にIT管理者向けの機能となっており、Pro、Enterprise、Educationでのみ利用可能だ。

管理デバイスで「Microsoft Copilot」アプリをアンインストール

「クロス デバイス レジューム」の強化

「クロス デバイス レジューム」(XDR)

 「クロス デバイス レジューム」(XDR)は、Androidデバイスで行っていた作業の続きをPCでシームレスに行えるようにする仕組み。たとえばAndroidの「Spotify」アプリで音楽を聴いている状態でPCへアクセスすると、デスクトップにトースト通知が現れる。この通知をクリックすると、PCでも「Spotify」アプリが起動し、スマートフォンで聴いていた音楽の続きをPCで楽しめる。PCに「Spotify」アプリがインストールされていない場合は、セットアップが案内される。

 この機能は昨年末からテストされていたが、Microsoftの承認を得たベンダーのみが利用できる限定アクセス機能(LAF)だった。今回のリリースでは、「Windows プッシュ通知サービス」(WNS)への対応でも「XDR」が利用可能となり、より幅広いアプリで採用できるようになる。

「Windows スポットライト」の改善

 日替わりデスクトップ壁紙機能「Windows スポットライト」(Windows Spotlight)では、デスクトップに表示されるアイコンが新しくなる。これは12月下旬から少数のインサイダーを対象に展開されていたという。

「Windows スポットライト」のデスクトップアイコンが新しく。カラフルで注意を惹くデザインに

DevチャネルからBetaチャネルへ移動するなら今

 現在、DevチャネルとBetaチャネルには同じ「バージョン 25H2」ビルドが提供されているが、近日中にDevチャネルのビルドナンバーがBetaチャネルよりも先行するようになる見込み。そうなると、DevチャネルからBetaチャネルへの移動はできなくなる。

 より安定した開発ビルドへ切り替えたいなら、今のうちにチャネルの切り替えを行っておくべきだ。

チャネルの切り替えは今のうちに