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デスクトップ動画キャプチャーソフト「GifCam」v3.0、“シネマグラフ”の作成も可能に

アニメーションGIF形式に加え、AVI形式によるエクスポートにも対応

「GifCam」v3.0

 デスクトップ動画キャプチャーソフト「GifCam」の最新版v3.0が、7日に公開された。Windows XP/Vista/7/8に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。

 「GifCam」は、指定したデスクトップ領域をアニメーションGIFファイルとして保存できるツール。本バージョンよりAVI形式によるエクスポートにも対応している。

 撮影した動画を保存する際に“Quantize(量子化)”や“GrayScale(グレースケール)”、“Monochrome(白黒)”など6種類のフィルター処理が適用できるほか、フレーム間の差分をとって変化のない部分の色データの保存を省略し、その代わりに“グリーン(透明ピクセル)”で埋めることで保存ファイルのサイズを軽減する機能を備えるのが特長。

“グリーン”ピクセルがユーザーの手で追加できるように

 さらに本バージョンでは、この“グリーン”ピクセルをユーザーの手で追加できるようになった。“グリーン”で塗りつぶした部分は再生時に止まって見えるので、工夫次第では“シネマグラフ(Cinemagraphs:静止画の一部だけに動きを与えて強調する表現手法)”のような効果を実現することも可能。

 そのほかにもフレームの編集時に再生順序を逆にする機能“Yoyo”、アンチエイリアス付きのリサイズ機能、出力ファイルのサイズも表示できるプレビュー機能などが新たに搭載されている。

ソフトウェア情報

「GifCam」
【著作権者】
BahraniApps Blog
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
3.0(13/12/07)

(柳 英俊)