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Google、「Android Studio 1.0」を正式公開。Androidチームが提供する公式開発環境
使いやすさで定評のある「IntelliJ IDEA」がベース。Androidの開発環境が手軽に整う
(2014/12/10 16:56)
米Google Inc.は9日(現地時間)、統合開発環境「Android Studio」の初めての正式版「Android Studio 1.0」を公開した。現在、Android開発者向けのサイト“Android Developers”からWindows/Mac/Linux版が無償でダウンロードできる。
「Android Studio」は、GoogleのAndroid開発チームが公式に提供する統合開発環境。昨年5月にサンフランシスコで開催中の開発者向けイベント“Google I/O 2013”で初めて公表され、プレビュー版が提供されていた。今回リリースされた「Android Studio 1.0」が初めての正式版となる。今後は「Google Chrome」と同様、4つのリリースチャンネル(Stable/Beta/Dev/Canary)で開発が進められるという。
「Android Studio」は、Javaの開発環境として高い人気を誇る「IntelliJ IDEA」のオープンソース版(Community Edition)をベースとしており、コード補完、リファクタリング、コード解析といった「IntelliJ IDEA」でお馴染みの高度な開発機能がそのまま利用可能。Androidアプリの開発に必要な「Android SDK」のインストール、開発環境の設定、テスト用のAndroidエミュレーターの作成といった煩雑な処理も自動で行ってくれる。
そのほかにも、開発しているアプリのレイアウトをさまざまな画面サイズ、言語、APIバージョンで一覧する機能や、コードテンプレートやサンプルコートのインポート機能、パフォーマンス解析機能などを備えている。
なお、利用には「Java Development Kit(JDK) 7」が必要。Windows版の対応OSは64bit版を含むWindows Server 2003/Vista/7/8となっている。
ソフトウェア情報
- 「Android Studio」安定版
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows Server 2003/Vista/7/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0(14/12/09)