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「Google ドライブ」がアップデート。同期状況を表示する新しいメニューを採用

帯域幅の設定を行う機能も追加

「Google ドライブ」v1.19.8268.4572

 米Google Inc.は15日(日本時間)、オンラインストレージサービス“Google ドライブ”のデスクトップ向けクライアントソフト「Google ドライブ」の最新版v1.19.8268.4572を公開した。現在、同社のWebサイトからWindows版とMac版を無償でダウンロードできる。

 “Google ドライブ”は、Googleが提供するオンラインストレージサービス。15GBのストレージが無償で利用できるほか、各種Googleのサービスとの親和性が高いのが特徴。“Gmail”の添付ファイルを保存したり、オフィス文書を“Google ドキュメント”で共同編集したり、写真を“Google+ フォト”で管理・共有することが可能。デスクトップ向けのクライアントはWindows版とMac版が用意されており、「Dropbox」などのようにローカルフォルダーとオンラインストレージを自動で同期できる。

 今回のアップデートでは、いくつかの新しい機能が追加された。

 1つ目は、ファイルの同期処理の状態を表示できるようになった新しいメニューだ。このメニューは、タスクトレイアイコンをクリックすることでアクセスすることが可能。新たに同期されたファイルをすばやく開いたり、他のユーザーと共有するための公開リンクを取得することもできる。

 もう1つは「Google ドライブ」のダウンロードおよびアップロードの速度を制限する機能で、ストリーミング動画を視聴している場合など、「Google ドライブ」の同期処理で帯域が占有されてしまっては困る場合に役立つ。この設定は、設定ダイアログの[詳細]タブにある“帯域幅の設定”欄で指定することが可能。設定ダイアログへは、新しいメニューの右上にあるボタンからアクセスできる。

ファイルの同期処理の状態を表示できるようになった新しいメニュー
帯域幅の設定

 これらのアップデートは順次行われ、数日中に完了する見込み。新機能をいち早く試したい場合は、“Google ドライブ”から最新版のクライアントをダウンロードしてインストールすることも可能だ。

ソフトウェア情報

「Google ドライブ」Windows版
【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.19.8268.4572(15/01/15)

(樽井 秀人)