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無償の2Dキャラクターアニメ作成ツール「えもふり」v3.5.2が公開
複数パーツの表示・非表示を一括して切り替えるなど作業効率を上げる機能を搭載
(2015/5/11 17:39)
(有)エムツーは4月28日、2Dイラストをもとに比較的簡易な作業でキャラクターアニメーションを制作できるツール「E-mote Free Movie Maker(通称・えもふり)」v3.5.2を公開した。Windows Vista以降に対応しており、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
「えもふり」は、同社が提供している2Dアニメーション制作環境「E-mote」の個人利用向け無償版。最小限のパーツ画像から動きを補完してキャラクターをなめらかにアニメーションさせることが可能で、作成したアニメーションはアニメーションGIFやWMV動画などで出力できる。なお、個人での活動に限り、商用利用も認められている。
今回のバージョンアップでは、3月30日に公開された「E-mote」製品版v3.5で追加された機能の一部が取り込まれている。
新たに追加された“属性カンプ”機能では、複数パーツの表示・非表示設定を“属性カンプ”としてまとめて保存・読み込むことが可能。さらに、“アニメーションカタログ”を出力可能になった。タイムライン編集上で複数作成したしぐさのデータを、1つのHTML形式カタログへ一括して出力できる。
また、親となるPSDと差分を書き込んだPSDの2ファイルを“2つまとめてインポート”でまとめて利用可能になった。親となるPSDファイルと同時に差分となるPSDファイルを読み込み、差分側のデータを親となるPSDのデータに追加した上でモーション作成の素材として利用できる。
加えて、パーツに“ピクセレートフィルタ”を指定することで、そのパーツの表示部分にモザイクをかけられるようになった。このモザイクは、パーツの並び順を無視して当該部分の全てのパーツに適用される仕組み。
ソフトウェア情報
- 「E-mote Free Movie Maker」
- 【著作権者】
- (有)エムツー
- 【対応OS】
- Windows Vista以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人利用のみ)
- 【バージョン】
- 3.5.2(15/04/28)