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トレンドマイクロとINASOFT、誤検知によるトラブルの誤解に関する情報を発表

2014年1月に解決したトラブルだが、いまだに誤解されている現状があるため解説を追加

“ウイルスバスター”シリーズのサポートページ
INASOFTの解説ページ

 トレンドマイクロ(株)は4日、同社製の“ウイルスバスター”シリーズのサポートページにある、「いじくるつくーる」と「すっきり!! デフラグ」が“ウイルスバスター”にマルウェアとして誤検知されていた問題に関する記述を更新した。これを受けて「いじくるつくーる」「すっきり!! デフラグ」の作者であるINASOFTは5日、同問題でいまだに誤解を受けていることに関する解説ページを発表している。

 “ウイルスバスター”がINASOFT製ソフトを誤検知する問題は、2014年1月に“ウイルスバスター”の不具合が修正され誤検知が発生しなくなったことで解決しているが、いまだに解決したことを知らない人や、誤検知の原因を誤解している人が多いという。

 トレンドマイクロ社のページでは、INASOFTのWebサイトやソフトに問題がなかったことが明記された。INASOFTの解説ページには、この問題がすでに解決していることをはじめ、誤検知の原因はあくまで“ウイルスバスター”の不具合であり、「いじくるつくーる」や「すっきり!! デフラグ」の動作やINASOFTのWebサイトには問題がなかったことがあらためて説明されている。また、誤検知が繰り返された原因も“ウイルスバスター”の不具合で、トレンドマイクロ社もそれを認めていることなども掲載されている。

(長谷川 正太郎)