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リアルタイム通訳機能「Skype Translator」がすべてのWindows版「Skype」で利用可能に

音声通訳は7カ国語、インスタントメッセージの翻訳は日本語を含む50カ国語に対応

「Skype for Windowsデスクトップ」v7.18.0.103

 米Microsoft Corporation傘下のSkypeは13日(協定世界時)、リアルタイムな通訳を実現する「Skype Translator」がすべての「Skype for Windowsデスクトップ」で利用可能になったことを明らかにした。

 「Skype Translator」は「Skype」の音声・動画チャットでリアルタイムな通訳を実現するサービス。言語の異なる相手の発言を自分の母国語に翻訳して合成音声で再生したり、画面に字幕を表示することが可能。また、インスタントメッセージの翻訳にも対応している。

 現在のところ、音声通訳に対応するのは中国語(普通話)、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語の7カ国語で、日本語には対応していない。ただし、インスタントメッセージの翻訳は50カ国語に対応しており、日本語でも利用することができる。

 「Skype Translator」を利用するには、会話画面の右上にある地球型のアイコンをクリックする。すると、「Skype Translator」の有効・無効を切り替えたり、言語を選択するためのポップアップが現れる。地球型のアイコンが表示されていない場合は、「Skype」が最新版になっているかどうかをチェックしてみよう。編集部では、「Skype for Windowsデスクトップ」v7.18.0.103で動作を確認している。

(樽井 秀人)