Windows Insider Preview

安全で楽ちんな「Windows 保護印刷モード」を示す新しいプリンターアイコンがテスト中

Devチャネルの「Windows 11 Insider Preview」Build 26300.8142以降で

 このコーナーでは、「Windows 11 Insider Preview」ビルドでテストされている最新のOS機能を紹介します。ただし、テストの結果、紹介した機能が製品版OSに搭載されないこともあります。あらかじめご留意ください。

「Windows 11 バージョン 24H2」(2024 Update)以降のOSでは、[Bluetooth とデバイス]-[プリンターとスキャナー]設定ページに[Windows 保護印刷モード]というオプションが新たに追加されている

 「Windows 11 バージョン 24H2」(2024 Update)以降のOSでは、[Bluetooth とデバイス]-[プリンターとスキャナー]設定ページに[Windows 保護印刷モード]というオプションが新たに追加されている。

 この「Windows 保護印刷モード」(Windows Protected Print Mode:WPP)とは、セキュリティ攻撃で狙われることの多かったレガシーな印刷スタックを排除し、インターネット印刷プロトコル(IPP)、eSCLスキャン、ユニバーサル印刷(Universal Print)からなるモダンな印刷スタックのみを用いる安全な印刷モード。かいつまんで説明すると、以下の特徴がある。

  • サードパーティのドライバーのインストールが不要。アップデートの手間もなくなる
    特殊な機能を実現したい場合は、「Microsoft Store」から印刷サポートアプリ(PSA)を導入できる
  • サードパーティそれぞれが、品質レベルの異なるドライバーを提供するのではなく、OSが管理。Microsoft側で最新のセキュリティ技術(CFG、CETなど)を適用できる
  • スプーラーの権限を最低限に抑えた安全なセキュリティモデルを提供。万が一攻撃を受けてもシステム全体へ影響が及びにくい

 つまり、安全で、楽ちんな印刷モードというわけだ。近年販売されている「Mopria」準拠のプリンターならば問題なく動作し、ARM64対応もほぼ問題のない水準に達している

 しかし、従来のOSではプリンターが「Windows 保護印刷モード」で動作していることを示すものがなにもなく、メリットが周知されているとはいいがたい。

 そこで、米国時間3月30日にDevチャネルで導入された「Windows 11 Insider Preview」Build 26300.8142より、「Windows 保護印刷モード」で保護されていることを示すアイコンがプリンターに追加されることになった。「Windows 保護印刷モード」のメリットを説明するメッセージも追加される。

「Windows 保護印刷モード」で保護されていることを示すアイコンがプリンターに表示される