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タブを縦表示可能になったWebブラウザー「Kinza」v3.0

サイドバーを活用することで本来のタブバーを表示させないことも可能

「Kinza」v3.0.0

 Dayz(株)は18日、RSSリーダーやマウスジェスチャー機能などを搭載した「Chromium」ベースのWebブラウザー「Kinza」の最新版v3.0.0を公開した。Windows Vista/7/8/8.1/10に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 最新版では、タブを縦方向へ表示可能になった。タブはサイドバー上の項目として表示される。一般的なWebブラウザーで生じがちな、タブを開けば開くほどタブの幅が狭まり、タブバー上に密集したタブが何のWebページなのか判別しづらいといった不満を解消してくれる。

 それにともない、従来のタブを非表示にするオプションも追加された。タブバーとサイドバーの両方にタブを表示させたり、タブバー上のタブを削ったり、好みに応じて設定可能。

タブバーを非表示にできる
サイドバー上のタブでもタブバー上のタブ同様に右クリックメニューが利用可能

 また、マウスジェスチャーやショートカットキーに割り当て可能な機能が追加された。タブを1つ前に移動・タブを1つ後ろに移動させるコマンドや、アドレスバーへフォーカスを移動させるコマンドが新たに割り当てられるようになった。そのほか、ベースとなる「Chromium」がv49.0.2623.87へアップデートされている。

ソフトウェア情報

「Kinza」
【著作権者】
Dayz(株)
【対応OS】
Windows Vista/7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.0.0(16/03/18)

(市川 祐吉)