レビュー
Windows 8/10のエクスプローラーをWindows 7風に戻せる「Ribbon Disabler」
“Windows 10 Anniversary Update”もサポート。どうしてもリボンに馴染めない人に
2016年8月22日 06:25
「Ribbon Disabler for Windows 10 and Windows 8」は、「エクスプローラー」のリボンを無効化するソフト。Windows 8/8.1/10に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
Windows 8以降のOSでは、標準アプリの多くに“リボン”が導入されている。“リボン”はもともと「Microsoft Office」向けに開発されたユーザーインターフェイスで、豊富なコマンドを限られたスペースにできるだけ多く、しかもコンパクトかつ探しやすく提供するために考案された。不要であればタブをダブルクリックして最小化することができるほか、[Alt]キーによるキーボードナビゲーションにも優れており、「エクスプローラー」をはじめとする標準アプリへ導入が拡大されたのもうなずける。
しかし、最近Windows 7からWindows 10へアップグレードしたユーザーの中には、どうしてもこの“リボン”になじめないという人もいるかもしれない。そんな人のために開発されたのが「Ribbon Disabler」だ。
「Ribbon Disabler」を利用すると、Windows 8/10の「エクスプローラー」のリボンを無効化してWindows 7風の使い勝手を取り戻すことが可能。[Disable Ribbon Explorer]ボタンを押してWindowsにサインインし直すだけで、「エクスプローラー」のリボンを取り除くことができる。最新版のv3.0.0.1ならば、先日公開されたメジャーアップデート“Windows 10 Anniversary Update”もしっかりサポートされている。
なお、リボンを再び有効化したい場合は、再び本ソフトを起動して[Enable Ribbon Explorer]ボタンを押し、Windowsにサインアウト・サインインを行えばよい。
ソフトウェア情報
- 「Ribbon Disabler for Windows 10 and Windows 8」
- 【著作権者】
- Happy Bulldozer 氏
- 【対応OS】
- Windows 8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 3.0.0.1