レビュー

「Janetter」で140文字制限を超えたツイートを表示できるプラグイン「expand_tweet_url.js 改変版」

別プラグインとの併用により画像のサムネイル表示も可能に

「Janetter」に「expand_tweet_url.js 改変版」を導入した環境では、“twitter.com/i/web/status/~”形式のURLにマウスカーソルを合わせることで完全なツイートを表示可能。引用ツイート(ツイート末尾に引用元ツイートのURLが記載)の場合、さらに「expand_tweet_url.js」に元からある機能を利用して引用元のツイートを表示できる。また、「リプライサムネイル表示プラグイン」を併用すると画像添付により文字数制限を超えたツイートの画像をサムネイル表示可能

 「expand_tweet_url.js 改変版」は、Twitterクライアント「Janetter」において、従来の文字数制限を超えたツイートを表示可能にするプラグイン。

 Twitter社は先日、ツイートの文字数に関する制限を緩和。写真・動画・引用ツイートといった添付コンテンツのURLが140文字という文字数制限に含まれなくなり、こうしたコンテンツを含むツイートでより多くの本文を記述可能になった。

 しかし「Janetter」などこの新仕様に対応していないクライアントでは、ツイートの内容が途中で切れる不完全な表示となった上で、末尾に“twitter.com/i/web/status/~”というURLが記載される形になる。このURLをクリックすることによりWeb上で完全なツイートを読むことはできるが、できればクライアント内で表示が完結してほしいもの。そこで「expand_tweet_url.js 改変版」を導入すると、「Janetter」内で完全なツイートを読めるようになる。

 本プラグインは、hina_016氏によるプラグイン「expand_tweet_url.js」を、@iihoshi氏がhina_016氏の許諾を得た上で改変したというもの。「expand_tweet_url.js」元来の機能はツイート内にあるツイートのURLにマウスカーソルを合わせると当該ツイートの内容が展開表示されるというもので、「expand_tweet_url.js 改変版」ではこれに加えて、“twitter.com/i/web/status/~”形式のURLにマウスカーソルを合わせることで完全なツイートを表示する機能が追加されている。

 さらに@iihoshi氏は自作のプラグイン「リプライサムネイル表示プラグイン」も公開しており、こちらはリプライに繋がって表示される元ツイートの画像をサムネイル表示できるようにするというもの。「expand_tweet_url.js 改変版」により表示されるツイートにも適用されるため、併用することで画像添付により従来の文字数制限を超えたツイートをサムネイル付きで表示できるようになる。

 なお、これらのプラグインは「Janetter」の表示を拡張するものであり、「Janetter」でツイートを投稿する際の文字数制限は従来通りとなる。「Janetter」本体のアップデートにも期待したい。

ソフトウェア情報

「expand_tweet_url.js 改変版」
【著作権者】
hina_016 氏(原作)、@iihoshi 氏(改変)
【対応OS】
(「Janetter」が動作する環境)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
160929(16/09/29)
「リプライサムネイル表示プラグイン」
【著作権者】
@iihoshi 氏
【対応OS】
(「Janetter」が動作する環境)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.1(15/09/24)