レビュー
「Microsoft Edge」でも選択テキストのGoogle検索が行えるようにする拡張機能
導入は少し面倒だが、「Google Chrome」などと同じように使えるようになる
2017年1月10日 06:00
「Google-Context-Menu-Edge」は、選択テキストの右クリックメニューにGoogle検索コマンドを追加する「Microsoft Edge」向けの拡張機能。“GitHub”のプロジェクトページから無償でダウンロードできる。
「Microsoft Edge」には標準で[コルタナ に質問]というコマンドが搭載されており、選択したテキストを右クリックメニューからWeb検索することが可能だ。しかし、検索結果がタブではなくサイドバーに表示される点、初期状態では検索エンジンに“Bing”が使われる点などに不満を感じるユーザーは少なくないだろう。
そこでお勧めしたいのが、「Google-Context-Menu-Edge」だ。本拡張機能をインストールすれば、「Google Chrome」などのように選択テキストをGoogleで検索し、検索結果を新規タブで閲覧することができる。
ただし、本拡張機能は現在のところ“ストア”に登録されておらず、導入が若干面倒だ。
まず“GitHub”のプロジェクトページから本拡張機能をダウンロードする。プロジェクトページの右上方にある[Clone or download]ボタンを押すとプルダウンが現れるので、そこで[Download ZIP]ボタンを選択すれば、拡張機能のソースコードをZIP形式の書庫ファイルとしてダウンロードが可能。これを展開し、中にある“Google Search”フォルダーを適当なフォルダーへコピーしておこう。
次に「Microsoft Edge」の“about:flags”画面を開き、“開発者向け設定”にある“拡張機能の開発者向け機能を有効にする”というオプションを有効化する。チェックボックスをONにしたら、変更を適用するために「Microsoft Edge」を再起動しよう。
「Microsoft Edge」を再起動したら、[詳細](画面右上の[…]ボタン)-[拡張機能]メニューを選択し、“拡張機能”サイドバーへアクセスする。このサイドバーの一番下にある[拡張機能の読み込み]ボタンを押すと現れるフォルダー選択ダイアログで“Google Search”フォルダーを選択すれば本拡張機能が読み込まれ、選択テキストの右クリックメニューに[Search with Google]コマンドが追加される。
なお、「Google-Context-Menu-Edge」をインストールした後に“不明な発行元からの拡張機能を無効にしました”というメッセージが表示される場合は、[有効にする]ボタンを押せばよい。ただし、意図しない他の拡張機能が同時に読み込まれてしまうことがないように注意してほしい。
ソフトウェア情報
- 「Google-Context-Menu-Edge」
- 【著作権者】
- 3DIndian 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.1
窓の杜をいいね・フォローして最新記事をチェック!
Follow @madonomori