レビュー
レジストリに保存されたフォルダーウィンドウの設定を一覧表示「ShellBagsView」
フォルダーウィンドウのレイアウトやサイズ、位置などを日時とともにリストアップ
2017年12月18日 06:00
「ShellBagsView」は、レジストリに保存されたフォルダーウィンドウの設定を一覧表示できるツール。Windows XP/Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2003/2008に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、開発元のWebサイトから無償でダウンロードできる。
「エクスプローラー」でフォルダーを開くと、Windowsはそのウィンドウのレイアウト(一覧、詳細、アイコンなど)やサイズ、位置などを最終アクセス日時とともにレジストリへ記録する。これらの情報は内部的に“Bags”と呼ばれており、次回そのフォルダーを開いたとき、前回の状態を復元するために利用される(ただし、最近のWindowsではサイズと位置は記録されないようだ)。
この“Bags”の内容を一般のユーザーが目にすることはないが、本ツールを利用すれば簡単に閲覧することが可能。選択したデータをクリップボードへコピーしたり、さまざまな形式でエクスポートすることもできる。
さらに、任意のデータをダブルクリックすれば、当該データをプロパティ画面でまとめてチェックすることが可能。本ツールを管理者権限で起動すれば、右クリックメニューから当該データを格納したレジストリ項目を「レジストリ エディター(RegEdit)」で開くこともできる。
特に有用な使い方があるわけではないが、システムの内部を垣間見たいといったユーザーにとっては興味深いツールかもしれない。
ソフトウェア情報
- 「ShellBagsView」
- 【著作権者】
- Nir Sofer 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2003/2008
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 1.20