レビュー

閲覧ページのSVG画像をワンクリックで抽出するGoogle Chrome拡張機能「svg-grabber」

新規タブでプレビュー。個別にコピー・保存したり、まとめてダウンロードすることも

「svg-grabber」

 「svg-grabber」は、「Google Chrome」の閲覧ページに含まれるSVGイメージをワンクリックでまとめて抽出できる拡張機能。編集部にてWindows 10上の「Google Chrome」v64.0.3282.186で動作を確認した。“Chrome ウェブストア”から無償でダウンロードできる。

 オランダのロッテルダムにあるNGTI社に所属するJaques Bouman氏とJuan Rios氏によって開発されたオープンソースの「Google Chrome」向け拡張機能。ソースコードは“GitHub”のプロジェクトページから入手できる。ライセンスは“MIT License”。

 本拡張機能のボタンをクリックすると、閲覧ページに含まれるSVGイメージを新規タブページにリストアップし、プレビューすることが可能。高DPI環境の普及などに伴い、最近はロゴイメージなどにSVGを利用するケースが増えているが、本拡張機能ならばそれらを手軽に一覧することができる。スタイルシートの背景に指定されているSVGイメージまでには対応していないようだが、役立つ場面は少なくなさそうだ。

 新規タブページにリストアップされたSVGイメージにはそれぞれコピーリンクとダウンロードリンクが設けられており、簡単に他のソフトへインポートしたりファイルへ保存できるようになっている。また、リストアップしたSVGファイルをZIP形式で圧縮し、まとめてダウンロードする機能も備わっている。

本拡張機能のボタンをクリックするだけで、閲覧ページに含まれるSVGイメージを新規タブページにリストアップし、プレビューできる
リストアップしたSVGファイルをZIP形式で圧縮し、まとめてダウンロードする機能も

ソフトウェア情報

「svg-grabber」
【著作権者】
NGTI
【対応OS】
(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.0(18/02/05)