レビュー
「April 2018 Update」の“タイムライン”を「Google Chrome」対応にする拡張機能
初回のセットアップを済ませば自動で機能、タイムラインで閲覧履歴を遡れる
2018年5月29日 06:00
「Chrome Timeline」は、「Google Chrome」の閲覧履歴を「Windows 10 April 2018 Update」の“タイムライン”へインポートできる拡張機能。編集部にてWindows 10上の「Google Chrome 66」で動作を確認した。“Chrome ウェブストア”から無償でダウンロードできる。
「April 2018 Update」には多くの機能が盛り込まれているが、なかでももっとも注目されているのが“タイムライン(Timeline)”機能だろう。“タイムライン”機能は、タスク切り替え機能“タスク ビュー”を拡張し、過去の“アクティビティ”や他のデバイスで行っていた“アクティビティ”への切り替えを実現したもの。昨日スマホで閲覧していたWebページや、3日前にモバイルPCで作り始めたドキュメントなども、手元にあるPCの“タイムライン”から簡単に遡って開くことができる。
その“タイムライン”にも、いくつかの不満点はある。なかでも「Microsoft Edge」以外のWebブラウザーで閲覧したWebページが“タイムライン”に表示されないのは、「Google Chrome」などのサードパーティー製ブラウザーを愛用しているユーザーにとっては残念な点だ。
そこでお勧めしたいのが、今回紹介する「Chrome Timeline」だ。本拡張機能を導入すると、閲覧履歴を自動で“タイムライン”へインポートすることが可能。閲覧履歴は90秒後に自動で追加される仕組みになっているとのことで、初回のセットアップを済ませば自動で機能するのが手軽でよい。
セットアップを行うには、まずツールバーの拡張機能ボタンを(右)クリックする。すると、メニューが表示されるので、そこで[オプション]メニューを選択し、拡張機能の設定画面へアクセスしよう。あとは設定画面にある[Login]ボタンから、OSのアカウントに紐づけているものと同じ“Microsoft アカウント”でログインを行えばよい。
ソフトウェア情報
- 「Chrome Timeline」
- 【著作権者】
- Yutaka Tsumori 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.1(18/05/23)