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Microsoft、Chromeの閲覧履歴をWindows 10のタイムラインへ表示する拡張機能を公式提供
過去に閲覧していたWebページをクロスデバイス(Windows 10/Android)で参照できる
2019年2月20日 06:15
米Microsoftは2月13日(現地時間)、「Google Chrome」の閲覧履歴をWindows 10の“タイムライン”へインポートする拡張機能「Web Activities」をリリースした。現在、“Chrome ウェブストア”から無償でダウンロードできる。
“タイムライン(Timeline)”は、Windows 10のタスク切り替え機能“タスク ビュー”を拡張し、時間軸を追加したもの。画面左側のスライダーを操作することで最大30日まで遡り、過去に行っていたアクティビティ(参照していたドキュメント、ファイル、Webページ)を参照できる。“Microsoft アカウント”を介して他のWindows 10デバイスと同期できるほか、「Microsoft Launcher」を導入すればAndroid端末に対応させることも可能だ。しかし、Webページに関しては「Microsoft Edge」で閲覧していたものしか表示できない点がネックとなっていた。
「Web Activities」は、その問題を解決するMicrosoft公式の拡張機能だ。「Google Chrome」にインストールして“Microsoft アカウント”へサインインしておけば、「Google Chrome」の閲覧履歴が“タイムライン”へ表示されるようになる。Yutaka Tsumori氏が開発した「Chrome Timeline」拡張機能とよく似たコンセプトだが、Microsoftが公式に提供しているので、より安定した動作が見込めるだろう。
ソフトウェア情報
- 「Web Activities」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.1.1(19/02/15)