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Microsoft、Chromeの閲覧履歴をWindows 10のタイムラインへ表示する拡張機能を公式提供

過去に閲覧していたWebページをクロスデバイス(Windows 10/Android)で参照できる

「Web Activities」v1.1.1

 米Microsoftは2月13日(現地時間)、「Google Chrome」の閲覧履歴をWindows 10の“タイムライン”へインポートする拡張機能「Web Activities」をリリースした。現在、“Chrome ウェブストア”から無償でダウンロードできる。

 “タイムライン(Timeline)”は、Windows 10のタスク切り替え機能“タスク ビュー”を拡張し、時間軸を追加したもの。画面左側のスライダーを操作することで最大30日まで遡り、過去に行っていたアクティビティ(参照していたドキュメント、ファイル、Webページ)を参照できる。“Microsoft アカウント”を介して他のWindows 10デバイスと同期できるほか、「Microsoft Launcher」を導入すればAndroid端末に対応させることも可能だ。しかし、Webページに関しては「Microsoft Edge」で閲覧していたものしか表示できない点がネックとなっていた。

「Windows 10 April 2018 Update」で導入された“タイムライン(Timeline)”機能

 「Web Activities」は、その問題を解決するMicrosoft公式の拡張機能だ。「Google Chrome」にインストールして“Microsoft アカウント”へサインインしておけば、「Google Chrome」の閲覧履歴が“タイムライン”へ表示されるようになる。Yutaka Tsumori氏が開発した「Chrome Timeline」拡張機能とよく似たコンセプトだが、Microsoftが公式に提供しているので、より安定した動作が見込めるだろう。

ソフトウェア情報

「Web Activities」
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.1.1(19/02/15)