レビュー
エクスプローラーもWebブラウザーもマウスジェスチャーでコントロール「Crevice 4」
“C#スクリプト”で記述できるユーザースクリプトでカスタマイズ可能
2019年6月25日 06:30
「Crevice 4」は、エクスプローラーやWebブラウザーの操作をマウスジェスチャーで行えるようにするアプリ。Windows 10に対応するフリーソフトで、Microsoft Storeや“GitHub”のプロジェクトページからダウンロードできる。
「Google Chrome」や「Firefox」といったWebブラウザーのほか、エクスプローラーも共通のジェスチャーで操作できるのが特徴。マウスの右ボタンを押しながら以下の操作を行うことで、さまざまな操作を実行できる。
- マウスを←に移動:戻る
- マウスを→に移動:進む
- マウスを↑↓に移動:ページを更新
- マウスを↓→に移動:タブを閉じる
- マウスを↑に移動:ページ先頭へスクロール
- マウスを↓に移動:ページ末尾へスクロール
- ホイールの回転:タブの切り替え
ジェスチャーは「Opera」などマウスジェスチャーを標準搭載しているWebブラウザーとほぼ同じなので、迷うことはないだろう。なお、タブの切り替えはエクスプローラーでは利用できない。
さらに、“C#スクリプト”で記述できるユーザースクリプト(default.csx)をテキストエディターで編集することで、ジェスチャーをカスタマイズできる。ユーザースクリプトはタスクトレイアイコンのクリックで表示されるメニューから[Open UserScript]をクリックすれば、保存フォルダーを開くことが可能だ。たとえば、以下のようなスクリプトを追加すれば、Webブラウザーで最後に閉じたタブを復元できる。
Browser.
On(Keys.RButton).
On(Keys.MoveDown, Keys.MoveRight, Keys.MoveUp).
Do(ctx =>
{
SendInput.Multiple().
ExtendedKeyDown(Keys.ControlKey).
ExtendedKeyDown(Keys.ShiftKey).
ExtendedKeyDown(Keys.T).
ExtendedKeyUp(Keys.W).
ExtendedKeyUp(Keys.ShiftKey).
ExtendedKeyUp(Keys.ControlKey).
Send(); // Reopen tab
});
ソフトウェア情報
- 「Crevice 4」
- 【著作権者】
- rubyu 氏
- 【対応OS】
- Windows 10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 4.17.430(19/02/11)