REVIEW(09/08/31)
3ペインで多くの情報を一覧できるタスクマネージャー「Auslogics Task Manager」
PC全体とアプリ単体のデータを重ねてグラフ表示、リソース浪費の元凶を手軽に発見
「Auslogics Task Manager」は、人気のデフラグソフト「Auslogics Disk Defrag」でもお馴染みのAusLogics, Inc.製タスクマネージャーソフト。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vistaで動作を確認した。同社が運営するアプリケーションの信頼性に関する情報サイト“File Inspect Library”からダウンロードできる。なお、本ソフトには実行ファイル単体で利用可能なポータブル版も用意されている。
標準のタスクマネージャーと比べて、3ペインに分割された画面でより多くの情報を一覧できるのが本ソフトの長所。右上ペインには実行中タスクの一覧、左ペインにはその詳細情報、右下ペインにはリソースの利用状況がグラフつきで表示される。
利用状況を表示できるリソースの種類は、CPU・メモリ・ディスクドライブ・ネットワークの4種類。グラフ上には、PC全体のリソース利用状況とともに、指定したタスクのリソース情報も表示できるので、どのアプリケーションがPCのリソースを浪費しているのかが一目でわかるのも便利。
さらに、アプリケーションだけでなく、プロセスやサービスの情報や、実行中のアプリケーションが開いているファイルの一覧を取得することも可能。表示する情報の切り替えは、左ペイン上部の“View”メニューなどから行える。機能は十分なので、Windows標準のタスクマネージャーの代わりに利用してもよいだろう。その際は、[Option]メニューから簡単に標準のタスクマネージャーと置き換えることができる。
また、本ソフトは“File Inspect Library”との連携機能も搭載している。選択中のアプリケーションの信頼性を本ソフト上でアイコン表示したり、右クリックメニューから手軽にアプリケーションに関する情報を“File Inspect Library”で検索することが可能。
なお、本ソフトには「Ask Toolbar」が同梱されているが、インストール時に導入の可否を選択できる。
- 【著作権者】
- AusLogics, Inc.
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows Vistaで動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.5.6.125(09/08/20)