REVIEW(09/09/17)
CPU使用率・メモリ使用量の高いプロセスを一覧「Fileinspect Sidebar Gadget」
どのプロセスがシステムに影響を与えているのかを確認できる
「Fileinspect Sidebar Gadget」は、システムへ負荷を与えているプロセスを一覧表示できるWindows Vista/7専用のガジェット。Windows Vista/7に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
現在動作しているプロセスのなかで、CPU使用率・メモリ使用量の高いプロセスだけを縦に並べて一覧表示できる。一覧では、プロセス名とCPU使用率またはメモリ使用量を確認でき、CPU使用率はパーセンテージで表示し、メモリ使用量はMB単位で表示する。表示するプロセスの数は1/2/3/5/10個から指定可能。
画面の横幅はVistaのサイドバーに収まるサイズで、サイドバーから切り離しても変化しないが、縦幅は表示するプロセスの数に応じて伸縮する。一度に表示できるのはCPU使用率かメモリ使用量のどちらか一方のみで、設定画面で表示を切り替える仕組み。両方の一覧を同時に表示したい場合は、本ガジェットを多重起動するとよいだろう。
また通常、プロセス名などは白い文字で表示されるが、とくにCPU使用率・メモリ使用量が高まっているプロセスは赤い文字で表示される。パソコンの動作が重くなったときなどに、どのプロセスがシステムへ影響を与えているのかをすぐに確認できて便利。
さらに、本ガジェットは人気デフラグソフト「Auslogics Disk Defrag」でおなじみのAusLogicsが公開しており、同社が運営するアプリケーションの信頼性に関する情報サイト“File Inspect Library”との連携機能も備える。
各プロセス名の左側にある虫眼鏡のアイコンを押すとポップアップウィンドウが開き、“File Inspect Library”に登録されているプロセスに関しては、そのプロセスに関する情報を確認できるほか、“File Inspect Library”のページをWebブラウザーで開いてより詳細な情報を閲覧することも可能。
- 【著作権者】
- Auslogics Software Pty Ltd
- 【対応OS】
- Windows Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.9