REVIEW(09/11/27)
ファイルの関連付けなどを詳細にカスタマイズできる「Default Programs Editor」
ファイルのアイコンや自動再生メニュー、右クリックメニューのコマンドを変更可能
「Default Programs Editor」は、ファイルの関連付けなどを詳細にカスタマイズできるソフト。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 3.5が必要。
本ソフトは、ファイルの関連付けや右クリックメニューに表示されるメニュー、エクスプローラでの表示方法などを、ウィザード形式で詳細にカスタマイズ可能。利用するにはまず、メイン画面で“File Type Settings”“Autoplay Settings”“Default Programs Settings”の3つから目的のカスタマイズ項目を選択しよう。
“File Type Settings”では、ファイルタイプの設定を変更できる。たとえば、拡張子ごとの右クリックメニューのコマンドを追加・編集・削除したり、エクスプローラで表示されるファイルタイプごとのアイコンや説明文を変更可能。
システムには膨大な数の拡張子が登録されているのが一般的だが、本ソフトはフィルタリング機能を備えているので、探し出すのは簡単。また、ユーザーインターフェイスは英語だが、メニューにマウスカーソルを移動させると、カスタマイズできる項目をサムネイル画像でわかりやすく示してくれるので迷うこともないだろう。
“Autoplay Settings”では、CD/DVDやUSBメモリなどの外部メディアを挿入した際に現れる、自動再生ダイアログに表示されるコマンドを編集可能。自動再生ダイアログの表示自体を無効にすることもできる。
“Default Programs Settings”では、ファイルをダブルクリックして開く際に利用される“既定のプログラム”を拡張子ごとに設定可能。OSにインストール・登録されたプログラムが一覧表示されるので、まずそこからカスタマイズしたいソフトを選択しよう。たとえば「Internet Explorer」を選択すれば“.html”“.mht”などの拡張子がリストアップされるので、「Internet Explorer」で開きたい拡張子のチェックをONにして保存すれば、簡単に“既定のプログラム”を変更できる。
そのほか、関連付けされたソフトが見つからない場合にインターネットで適切なソフトを検索する機能をON/OFFする機能、本ソフトをコントロールパネルに登録する機能、カスタマイズした設定をシステムに反映せずレジストリファイルとして保存する機能などを備えている。
- 【著作権者】
- factormystic 氏
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.4(09/10/06)