REVIEW(09/12/11)

Xbox 360のコントローラーを使ってパソコンを操作する「XBMouse」

マウスやキーボードの一部操作を割り当て可能、動画サイトの視聴時などに便利

「XBMouse」v1.0「XBMouse」v1.0

 「XBMouse」は、Xbox 360のコントローラーを使ってパソコンを操作可能にするタスクトレイ常駐ソフト。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vista/7で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

 使い方は簡単で、Xbox 360のコントローラーをパソコンに接続して本ソフトを起動するだけ。マウス操作やキーボードの一部操作をコントローラーの各キーやスティックで行うことができる。快適かつ直感的な操作が行えるように配慮がなされており、たとえば左スティックでカーソル移動ができ、細かな操作を行いたいときは左トリガーを押している間のみカーソルの移動を低速化することが可能。

 さらに[LB][RB]ボタンには、5ボタンマウスなどで利用可能な“戻る・進む”操作が割り当てられており、Webブラウザーやエクスプローラを操作する際などに便利。実際にコントローラーへ割り当てられる操作は以下の通り。

コントローラの操作割り当てられる操作
左スティックカーソル移動
左トリガー押している間のみカーソル移動を低速化
右スティックマウスのホイール操作
方向パッドカーソルキー
[A]ボタン左クリック
[B]ボタン右クリック
[X]ボタン[Windows]キー
[Y]ボタン[Esc]キー
[START]ボタン[Enter]キー
[BACK]ボタン[Back Space]キー
右トリガー[Alt]キー
[LB]ボタン戻る
[RB]ボタン進む

 現状では各操作の割り当てをカスタマイズすることはできないが、パソコンから離れて友人といっしょに“YouTube”の動画を視聴したいときや、「Windows Media Center」を操作したいときなどに役立ちそうだ。

【著作権者】
新坂 秀敏 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows Vista/7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0(09/12/10)

(加藤 達也)