REVIEW(10/01/08)
プロセスをリスクで色分け表示するESET製プロセスビューワー「ESET SysInspector」
サービスやドライバー、ネットワーク接続、重要なレジストリなども表示可能
「ESET SysInspector」は、セキュリティ対策ソフト「NOD32アンチウイルス」や「ESET Smart Security」などを開発しているESET,s.r.o製のプロセスビューワー。Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7およびXP/Server 2003/Vista/Server 2008/7の64bit版に対応するフリーソフトで、同社のWebサイトからダウンロードできる。
実行中のプロセスなどをリスクに応じて色分け表示できる上、スライドバーで簡単にリスクの程度によるフィルタリングを行うことが可能。また、プロセス以外にも、サービスやドライバー、ネットワーク接続、重要なレジストリのエントリーなどもリスクに応じて色分け表示できる。
画面は3ペイン型で、左ペインにプロセスやサービス、ドライバーなどに分類されたツリーが表示され、右上ペインにツリーで選択した項目がリスト表示される。右下ペインには、リストで選択したプロセスなどの詳細情報が表示される仕組み。
右上ペインの右クリックメニューからは、選択したプロセスなどの実行ファイルをGoogleで検索したり、ファイルの保存されているフォルダを開くことが可能。また、右下ペインに表示された情報をクリップボードへコピーすることもできる。
さらに、本ソフトで取得した情報をすべてまとめてログファイルとして保存する機能を備えており、過去に保存したログファイルと現在の状況を比較し、異なる点を表示することも可能。
- 【著作権者】
- ESET, spol. s r.o.
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7/XP x64/Server 2003 x64/Vista x64/Server 2008 x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.2.021.0