REVIEW(10/06/10)
すべての項目に詳細な解説が用意されたWindowsカスタマイズソフト「Win高速化」
チェックボックスのON/OFFで35種類のカスタマイズ項目を設定可能
「Win高速化」は、チェックボックスで簡単に設定を変更できるWindowsカスタマイズソフト。Windows 98/Me/2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7およびXP/Server 2003/Vista/Server 2008/7の64bit版に対応し、個人利用に限り無償で利用できる。作者のWebサイトからダウンロードでき、動作には.NET Framework 2.0以降が必要。
Windowsの高速化を目的とした全35種類のカスタマイズ項目が、“システム”“デスクトップ”“エクスプローラー”“起動・終了”“その他”という5つのジャンルに分かれて用意されている。各項目は数値などを指定するのではなく、チェックボックスをON/OFFするだけで設定を変更可能。
カスタマイズ項目は、Windowsの視覚効果をオフにしたり、スタートメニューの検索機能を利用した際に検索結果からファイルを除外するものなどが用意されている。なかには、Gmailを標準のメールソフトとして設定したり、ショートカットファイルを作成した際に“ - ショートカット”などの文字列を付加しないようにするといった項目もあり、多面的に作業速度を向上させることが可能。
画面はメールソフトのような3ペイン型となっており、左ペインでジャンルを選択すると、右上ペインにジャンル内の設定項目がリスト表示される。そのなかから項目を選択すると、右下ペインに具体的にどのような効果があるのかを記した解説が表示される。解説は画像と文章のほか、パソコン関係の辞書サイトなどへのリンクも用意されており、影響を理解した上でWindowsをカスタマイズできるのがうれしい。
また、カスタマイズする前の状態を自動でバックアップしておき、必要に応じて元に戻す機能を備えている。本ソフトの初回起動時にダイアログが表示され、独自のバックアップ機能を利用するか、Windows標準のシステムの復元を利用するかを選択可能。
- 【著作権者】
- 岩田 城亮 氏
- 【対応OS】
- Windows 98/Me/2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/XP x64/Server 2003 x64/Vista x64/Server 2008 x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人利用のみ)
- 【バージョン】
- 1.0.1(10/03/30)