REVIEW(10/11/24)
5.1GBまで無償の国産オンラインストレージサービス“ソラ箱”向けクライアント
ローカルPC上のフォルダと“ソラ箱”上のフォルダを同期してくれる
「ソラ箱 for Windows」は、5.1GBまで無償で利用できる国産オンラインストレージサービス“ソラ箱”のWindows用クライアントソフト。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、動作にはJavaランタイム(JRE) 1.5以降が必要。現在、作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、利用の際はアカウントを作成する必要がある。
“ソラ箱”は、10月12日に始まったばかりの国産オンラインストレージサービス。非商用に限り5.1GBまで無償で利用可能できるほか、オンラインストレージ上のフォルダ・ファイルとローカルPC上のフォルダ・ファイルを同期できるWindows向けのクライアントソフト「ソラ箱 for Windows」が用意されているのが特長。本ソフトを利用すれば、Webブラウザーからいちいちファイルをアップロード・ダウンロードする手間が省けて便利だ。
利用するにはまず、“ソラ箱”のWebサイトでアカウントを作成しよう。次に、本ソフトの[接続]-[接続設定]メニューを選択すると現れるダイアログへ、アカウントの作成時に登録したメールアドレスとパスワードを入力する。すると、本ソフトのメイン画面へオンラインストレージ上のフォルダやファイルが表示される。
メイン画面のルートフォルダは、ローカルPC上の“マイ ドキュメント”フォルダにある“sorabako”フォルダに対応しており、[同期]ボタンを押すなどすれば、双方の内容を同期できる。また、本ソフトはファイルマネージャーを兼ねており、Windowsのエクスプローラのように、ドラッグ&ドロップでファイルを移動させたり、ダブルクリックでファイルを開いたり起動することもできる。
なお“ソラ箱”には、アップロードできるファイルのサイズが100MBまで、各フォルダへ保存できるファイルやフォルダの数が100個まで、一度の同期作業で同期できるファイルやフォルダが100個までといった制限が設けられているので注意。
そのほか、“ソラ箱”にはiPhone/iPod touch向けのクライアントアプリ「ソラ箱」も用意されている。本アプリを利用すれば、“ソラ箱”へ保存済みのファイルを閲覧したり、iPhone/iPod touchで撮影した写真や動画を“ソラ箱”へアップロードすることが可能。iOS 3.1.3以降に対応するフリーソフトで、現在iPhone/iPod touch/iPad向けアプリケーションの配信サービス“App Store”から20日に公開された最新版v1.0.1をダウンロードできる。
「ソラ箱 for Windows」
- 【著作権者】
- 日本ラッド(株)
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- -
「ソラ箱」(iPhone/iPod touch向けクライアントアプリ)
- 【著作権者】
- 日本ラッド(株)
- 【対応OS】
- iOS 3.1.3以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.1(10/11/20)